ローズマリー

クリアでしみとおるような香りが集中力をつけ、やる気を起こさせてくれます ローズマリーは料理にも使われるシソ科のハーブで、ハーブティーとしても有名です。しみわたるようにクリアで、刺激的な樟脳(しょうのう)を思い出させる香りを持っています。 ローズマリーの学名である「Rosmarinus officinalis」は、ラテン語の「海のしずく」という言葉に由来しています。これはローズマリーが水辺を好んで生育するためです。古代ギリシャやローマでは、この植物を復活や若さの象徴と位置付け、神々の像をこの枝で飾ったり、薫香として焚いたりしていました。 細長く、短い葉をたくさんつけ、薄紫色のちいさな花をつける植物ですが、精油は主に葉の部分から抽出されます。この精油は頭をクリアにし、心身の感覚を研ぎ澄ます力を持っていますが、一方で刺激の強い香りでもあることから、妊娠中の方やてんかんの持病がある方などには不向きです。

学名: Rosmarinus officinalis 科名: シソ科 抽出部位: 葉と花 抽出方法: 水蒸気蒸留法 ノート: ミドルノート (ゆっくりと立ち上がる香り) 原産地: スペイン 代表的な成分: 1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー